ニュース 電子 作成日:2018年1月18日_記事番号:T00075083
米アップルのスマートフォン「iPhone」に金属筐体を供給する可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は17日、中国江蘇省の宿遷工場の劣悪な労働環境を批判した米人権団体、チャイナ・レーバー・ウオッチ(CLW、中国労工観察)のレポート内容について、事実と異なると表明した。18日付経済日報が報じた。
CLWは、労働環境は劣悪で、従業員の健康と安全が脅かされていると指摘していた(CLWリリースより)
CLWのレポートはキャッチャーの宿遷工場について、▽労働者に10時間立ちっぱなしで筐体の加工作業を行わせている▽手袋、マスクなしで有毒の化学物質を扱わせている▽生産現場の騒音が80デシベルを超えているが耳栓を支給していない▽環境を汚染している──などとして、アップルがサプライヤーに求める行動規範の14項目に違反していると批判した。
キャッチャーは、CLWの指摘について内部調査を進めた結果、宿遷工場は法律やアップルのサプライヤー行動規範を順守していることを確認したと説明。同社はこれまでもアップルのサプライヤー行動規範を順守してきており、毎年改善も行っていると説明している。
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