メモリーモジュール大手、威剛科技（Ａデータ・テクノロジー）はこのほど、電気自動車（ＥＶ）向けモーターに事業を多角化するため、新会社「威剛動力」を設立した。18日付工商時報が伝えた。
威剛動力は永久磁石同期電動機（ＰＭＳＭ）を独自開発する。
陳立白董事長は「電動自転車や電動バイクのデザイン・イン（メーカーが自社の取引先の部品メーカーなどと製品開発の段階から連携すること）案件を獲得しており、来年以降、本格的に成果が期待される」と述べた。2019年以降は爆発的な成長を見込む。
一方、同社の17年第４四半期の連結売上高は前期比38.8％増の322億2,500万台湾元（約1,200億円）だった。ＤＲＡＭとＮＡＮＤ型フラッシュメモリーがいずれも好調だった。
