ニュース 電子 作成日:2018年1月19日_記事番号:T00075103
世界3位の液晶パネル用偏光板メーカー、LG化学は、中国・広東省広州市に大型偏光板の工場を設置し、2019年に稼働すると発表した。中国や韓国メーカーの増産で、奇美材料科技(チーメイ・マテリアルズ・テクノロジー)や明基材料(BenQマテリアルズ)は来年激しい価格競争に見舞われそうだ。19日付経済日報が報じた。
中国の偏光板市場は輸入が半分以上。現地生産の大型偏光板市場は韓国勢がシェア最多で、価格決定権を握っている。
LG化学は30億米ドルを投じ、ロール幅1.5メートルの偏光板の生産ラインを2本増設する計画だ。南京市には幅1.5メートル、2メートルの偏光板のラインが3~4本ある。
奇美材料は日東電工の技術支援を受け、幅2.5メートルの偏光板生産ラインを19年上半期に江蘇省昆山市に1本、陝西省西安市に2本増設する予定だ。今後5年以内に中国の大型テレビ用偏光板市場でシェア20%を目指す。
一方明基材料は、中国パネルメーカー向けに高品質化を図る他、車載向けなどに注力する。
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