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「台湾AI行動計画」決定、4年で総額400億元


ニュース 電子 作成日:2018年1月19日_記事番号:T00075107

「台湾AI行動計画」決定、4年で総額400億元

 行政院は18日、人工知能(AI)人材の育成と研究開発(R&D)促進、産業への応用などに2021年までの4年間に400億台湾元(約1,500億円)を投じる「台湾AI行動計画」を閣議決定した。19日付工商時報が伝えた。

 行動計画は▽AI人材を2万1,000人育成▽研究計画のコンペティション実施▽国際的なAIイノベーションハブの構築▽「サンドボックス」の試験導入など研究の場の提供と法令緩和▽製造業や医療分野など産業のAI化──を柱としている。

 頼清徳行政院長は「台湾はスマート国家を目指しており、法令の緩和、デジタルインフラへの投資、人材育成の強化、『デジタル国家・創新経済発展プラン(DIGI+)』のほか、半導体分野での優位を生かし、AI、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータなどスマート技術の応用を積極的に図り、経済発展を促進し、生活の質的向上を図っていく」と述べた。