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英カリリオン破綻、兆豊銀など台湾3行に影響も


ニュース 金融 作成日:2018年1月19日_記事番号:T00075116

英カリリオン破綻、兆豊銀など台湾3行に影響も

 英建設大手のカリリオンがこのほど、巨額の負債を抱えて経営破綻したことに絡み、同社の債権者に兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)、彰化商業銀行(CHB)、華南銀行が含まれていることが明らかとなった。金融監督管理委員会(金管会)によると、台湾3行のエクスポージャーは5億5,500万台湾元(約21億円)とされる。19日付自由時報が報じた。

 ロイターおよびBBCの報道によると、カリリオンは昨年7月ごろから財務状況が悪化。現在、同社が公表している銀行からの借入金などの負債は約16億ポンド(約2,470億円)で、さらに年金積み立て不足も5億8,700万ポンドに上る。

 英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道によると、カリリオンの主要債権者には、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、バークレイズ、ロイズ・バンキング・グループなどが含まれる。