ニュース 運輸 作成日:2018年1月19日_記事番号:T00075119
中国民用航空局が台湾側との事前協議なしで、台湾海峡の中間線のすぐ西側を通る航空路「M503」の北上コースの使用を開始したことに関連し、台湾交通部民用航空局はM503とその接続航空路を飛行している中国と香港の航空会社に対し、春節(旧正月)の際に中台間の臨時便運航申請を認めない方針を明らかにした。19日付聯合報が報じた。
謝長廷駐日代表は18日、新聞への投稿で日本の各界に対し、中台の対話再開への協力を呼び掛けた(18日=中央社)
問題の航空路を飛行しているのは、中国と香港の航空会社計4社の毎日約20便。これに対抗する形で、交通部民用航空局は中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ)、廈門航空の臨時便176便の運航を認めていない。このままでは既に航空券を購入済みの人を含め、中国にいる台湾企業関係者を中心に約5万人の乗客に影響が出る見通しだ。
中台航空当局は当初、2月2日から3月2日までの期間に双方で計594便の臨時便を運航することで合意していた。既に台湾の航空3社が申請した105便は全て認可されている。今後の推移によっては、中国側が対抗措置を取る可能性もあり、春節期間の中台間の空の便は混乱が予想される。
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