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中国銀と工商銀、台湾拠点設置を打診


ニュース 金融 作成日:2008年5月19日_記事番号:T00007513

中国銀と工商銀、台湾拠点設置を打診

 
 張秀蓮行政院金融監督管理委員会(金管会)副主任委員は18日、中国銀行と中国工商銀行が総統選挙後に、台湾に事務所および支店機構設置の可能性について、金管会に打診を行ったことを明らかにした。両行は共に台湾への「一番乗り」を目指しているという。19日付経済日報が報じた。

 張副主委はこれについて、「大陸地区(中国)の銀行、保険会社、証券会社による台湾での拠点設置は、今後の両岸(中台)金融業の発展にとって検討すべき選択肢だ。しかし、どこまで開放するか、プロセスをどうするかなどは新政権の決定を待たなければならない」と指摘した。

 なお、張副主委は同日行った講演で、中国の金融機関の台湾拠点は、当初は事務所設置を優先する考えを示した。