ニュース 電子 作成日:2018年1月22日_記事番号:T00075134
通信用IC大手のブロードコムは、ディープラーニング(深層学習)など人工知能(AI)、高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)、第5世代移動通信システム(5G)といった分野向けに業界に先駆けて整備したシリコン検証済みIPコア群を基に昨年末、7ナノメートル製造プロセスによるASIC(特定用途向けIC)をテープアウト(設計完了)。今後、生産およびCoWoS(チップ・オン・ウエハー・オン・サブストレート)技術によるパッケージング(封止)を台湾積体電路製造(TSMC)に委託する方針だ。22日付工商時報が報じた。
TSMCは今年半ばに7ナノプロセス関連の生産能力を整備した後、第2四半期以降に生産量を急速に拡大する見通しで、魏哲家同社共同執行長は先ごろ、同プロセスについて10種類のチップを既にテープアウトし、第1四半期中にさらに10種類の設計が完了すると語った。
TSMCの7ナノプロセスは、ブロードコムのほか、アップルのスマートフォン用次世代プロセッサー「A12」、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のGPU「ベガ」やクアルコムのスマホ用プロセッサー「スナップドラゴン」の次世代製品を受注したと伝えられている。
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