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イノディスク、温度変化に強いDDR4開発


ニュース 電子 作成日:2018年1月22日_記事番号:T00075138

イノディスク、温度変化に強いDDR4開発

 産業用メモリーモジュールの宜鼎国際(イノディスク)は、温度変化に強いDDR4 SDRAMである「DDR4 Wide Temp Very-Low Profile Modules」を世界で初めて実用化し、今後の業績貢献が期待される。22日付工商時報が報じた。

 新製品は第5世代(5G)移動通信の普及に向けた通信設備の更新需要を見越して開発された。これまでデータセンター内では発生する熱がサーバーの安定性を損ねることが懸念されていたが、新製品はモジュールを薄くすることで、散熱性能を高めたことが特徴。また、さまざまな気温にも対応し、外部の厳しい環境にも耐えられる設計となっている。インテルの「IoTアライアンス」の基準もクリアしている。既に中国市場向けの出荷が決まった。

 同社の2017年第4四半期の売上高は前期比40.9%増の65億4,400万台湾元(約250億円)で、過去最高を更新した。