ニュース 運輸 作成日:2018年1月22日_記事番号:T00075141
長栄航空(エバー航空)の客室乗務員約30人が21日、現状の国際線乗務では過労の恐れがあるとし、シフト勤務の改善を求め、長栄海運(エバーグリーン・マリン)の本社前で57時間の座り込みに突入した。現場には同僚らも声援に駆け付け、「休憩時間を勝ち取ろう」などとスローガンを叫んだ。22日付蘋果日報が伝えた。
ある客室乗務員は、サンフランシスコ線に配属されてから、過労により体調不良になったと訴えた(21日=中央社)
客室乗務員らは▽台北とサンフランシスコ、ブリスベンを結ぶ3日間勤務のシフトを十分な休憩時間を挟んだ5日間勤務に改めること▽台北・高雄と東京、台北と北京を結ぶ便の日帰り勤務を現地宿泊に改めること──を要求している。
労組側は「現地の食事時間に合わせなければならず、十分な睡眠が取れない」などとして十分な休憩時間を与えるよう会社側に要求している。
これに対し会社側は「最大限の誠意を持って労使交渉を重ねたが、座り込みで乗客に影響が及ぶことはとても遺憾だ」とコメント。休憩時間は交通部民用航空局が定める規定を満たしていると主張した。
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