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パナソニック台湾のボーナス、今年度7.2カ月分


ニュース 家電 作成日:2018年1月22日_記事番号:T00075142

パナソニック台湾のボーナス、今年度7.2カ月分

 台湾松下電器(パナソニック台湾)はこのほど、2016年会計年度(16年4月~17年3月)の業績に応じたボーナスの支給月数を7.2カ月とすることを決定した。同社ではボーナスを2回に分けて支給しており、昨年の夏に半分に当たる3.6カ月分を支給、残り半分は今月19日に支給した。この他、昨年10月には同社初となる激励金を0.5カ月分支給した。20日付工商時報が報じた。

 パナソニック台湾の16年会計年度の売上高は331億台湾元(約1,240億円)で、過去2番目の高水準だった。同社初の台湾人総経理である林淵伝氏が14年に就任して以来、売上高、純利益とも3年連続で前年を上回った。

 また同社はこのほど、初めてトヨタ自動車から音響設備を受注。開発設計から生産までパナソニック台湾が手掛ける。第4四半期に出荷開始予定で、業績に大きく貢献しそうだ。さらに同社に液晶パネルを供給する友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)、プラスチック製品のサプライヤー、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、ABS樹脂の奇美実業にも恩恵が見込まれる。