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台北文創大楼でまた発砲事件、高鉄で逃走の犯人逮捕


ニュース 社会 作成日:2018年1月22日_記事番号:T00075144

台北文創大楼でまた発砲事件、高鉄で逃走の犯人逮捕

 19日午後1時ごろ、台北市信義区の松山文創園区にあるビル「台北文創大楼」に男がタクシーで乗り付け、改造短機関銃で空に向かって銃弾3発を発砲し、再びタクシーで逃走した。20日付蘋果日報が伝えた。

/date/2018/01/22/18gun_2.jpg男が短機関銃を隠し持ったまま高鉄に乗ったことに対し、不安の声が上がった(19日=中央社)

 警察はタクシーのナンバープレートから、男が台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅でタクシーを降り、高鉄の下り列車で逃走したと割り出した。男は午後4時すぎ、高鉄台南駅の改札を出たところを警察官に逮捕された。

 逮捕されたのは林志遠容疑者(38)で、逮捕当時には短機関銃1丁、銃弾16発などを所持していた。警察は林容疑者の身柄を台北に移し、動機を追及している。

 警察は台北文創大楼に入居する富邦建設が台北市内で進める高級住宅開発をめぐる利害衝突が背景にあるとみている。台北文創大楼の富邦建設オフィスでは昨年11月、男が天井に向かって銃弾1発を発砲する事件が起きている。