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イデーブランド、月末で終止符か


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年5月19日_記事番号:T00007515

イデーブランド、月末で終止符か

 
 19日付蘋果日報が報じたところによると、先月7億500万台湾元(約24億2,000万円)で衣蝶百貨(イデー)の事業権を落札した新光三越は、当初はイデーブランドを残す考えだったが、呉東興董事長の強い意志により同ブランドを使用しないことを決めたもようだ。事実であれば、イデーは5月30日で13年の歴史に幕を閉じることとなる。

 29日までで営業を終えるイデーは現在、8割引セールを開催中で、同百貨店の商品券も29日以降は無効となる。業界の観測では、30日以降にイデーから新光三越へ看板が架け替えられる。

 新光三越は、イデーの800~900人に上る全従業員の雇用を受け入れを表明している。しかし、多くの従業員が新たな雇用契約に関する面談を終えておらず、合意に至らなければ離職することになるため、先行きは不透明だ。

 一方、イデーに入っているテナントにも、新光三越が継続して契約するかどうかをめぐり不安が広がってる。新光三越は、9月までの暫定的な契約延長を表明しているが、以降は業績をみて再契約を決めるとしている。