ニュース 電子 作成日:2018年1月23日_記事番号:T00075159
宏碁(エイサー)は昨年、アジア太平洋地域向けパソコン出荷のうち、商用製品の比率が41%を超え、昨年の37%から拡大、関連売上高も7%増となった。今後は出荷比率50%突破を目指す。23日付工商時報などが報じた。
エイサーの侯知遠アジア太平洋営運総部総経理は、アジア太平洋地域の商用PC市場では教育機関や政府機関の競争入札、大型のグローバル企業向けが好感でき、これら分野で強みを持つ同社は今年から来年にかけて急速な成長が見込めると語った。
特にフィリピンでは昨年12月に教育機関向け競争入札で3,600万米ドルの大口受注を獲得。さらに政府機関のデスクトップPC競争入札でも1,100万米ドル分の受注に成功しており、今年上半期から相次いで出荷する予定だ。
最近の業績回復を受けてエイサーの株価は22日、ストップ高となって32.2台湾元(約122.3円)まで上昇、2012年6月以来、過去5年半の最高値を記録した。これに伴い、陳俊聖(ジェイソン・チェン)董事長およびその家族が保有する同社株式の時価総額は1億2,100万元を超えた。
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