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観光産業発展基金、300億元で設立へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年5月19日_記事番号:T00007516

観光産業発展基金、300億元で設立へ

 
 19日まで4日間にわたって開催された「2008年台湾観光博覧会」の開幕式典に出席した蕭万長次期副総統は16日、今後300億台湾元(約1,022億円)で観光産業発展基金を設立し、地方政府と産業界に対し観光産業発展のための低金利ローンを提供する計画を表明した。

 主に夏休みの旅行シーズンに向けた業者が連携してキャンペーンを行う「2008年台湾観光博覧会」は、台北市旅行商業公会が主催しており、今年は第2回目の開催となった。

 同博覧会の直前に、カンボジアのアンコール航空、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)航空の相次ぐ運航停止、四川大地震と相次いで暗いニュースが発生した。旅行業者によると、消費者の海外旅行に対する意欲が低下しており、特に中国行きツアーは2割減少すると予想している。

 旅行業界では、8月まで使用できる日本往復9,988元チケットや、オープンしたばかりのベネチアン・マカオ・リゾートに泊まるマカオ2泊3日のツアーを一人6,688元で販売するなど、消費刺激に躍起となっている。