ニュース 社会 作成日:2018年1月23日_記事番号:T00075165
不動産仲介大手、台湾房屋のシンクタンク「台湾房屋研究智庫」の統計によると、台北市では過去3年連続で人口減少。同期間累計で約5万人の人口流出となった。また新北市の人口も3年連続で減少となっており、両市における住宅価格の高さや、交通網の発達が進んだことで、桃園市に転居して台北市まで通勤する市民が増えたことが背景にあるようだ。23日付工商時報が報じた。
桃園市の人口は3年連続で3万人前後増加、累計で9万5,000人近く増えている。特に中壢区、桃園区、八徳区への流入が多いようだ。
こうした状況について台湾房屋研究智庫の張旭嵐広報担当は、桃園市の一般住宅の平均坪単価は18万~20万台湾元(約68万~76万円)と台北市の60万元、新北市の31万元に比べ大幅に低いこと、および台湾高速鉄路(高鉄)や桃園機場捷運(桃園空港MRT=都市交通システム)が開通したことで台北市、新北市との距離が縮まったことが要因となっていると指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722