ニュース 電子 作成日:2018年1月24日_記事番号:T00075176
サプライチェーンの情報によると、サムスン電子は自社製のプロセッサー「Exynos(エクシノス)」を他社に販売する計画を進めている。聯発科技(メディアテック)からミドルエンドスマートフォン向けの受注を奪い、スマホ用チップ市場でのシェアを拡大する狙いとみられる。24日付電子時報が報じた。
2017年のスマホ用チップ市場はクアルコム、アップル、メディアテックがシェア上位3位を占め、サムスンは4位だった。スマホ市場の今年の成長率は1~3%にとどまり、スマホ用チップの平均単価は5~10%下落すると予想される中、サムスンはエクシノスの出荷規模を拡大することでシェア2~3位を目指し、今後の第5世代移動通信システム(5G)チップ市場での競争を有利に進める狙いもあるようだ。
台湾のIC設計業者は、サムスンはエクシノスの出荷規模を拡大することで、自社のファウンドリー工場の稼働率を高める狙いもあると指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722