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貨物車の18年販売台数、補助金効果で20%増も


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年1月24日_記事番号:T00075180

貨物車の18年販売台数、補助金効果で20%増も

 政府が今年から積載量3.5トン以上の貨物車に対し、最大で45万台湾元(約170万円)の補助を実施することを受けて、業界関係者から今年の大型貨物自動車の新車販売台数は前年比20%増が期待できるとの見方が出ている。日野自動車、DAF、ボルボ・トラック、中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)などが恩恵を受けそうだ。24日付工商時報が報じた。

 政府は2022年までの期限付きで、3.5トン以上の貨物車の買い替えに対し、最大5万元の貨物税(物品税)減免措置を行う。また、1999年6月以前に製造され老朽化した第1期、2期ディーゼル大型貨物車に対しては、1台当たり5万~40万元の買い替え補助金を支給する。1台最低100万元以上する貨物車のユーザーにとっても十分な補助金額で、買い替えが進むとみられる。

 業界関係者は、昨年の大型貨物車の販売台数は前年比18%増と、ネット通販の広がりに伴う貨物車需要の高まりを背景に、近年で最大の成長幅を記録したと指摘。今年は政府の補助によってさらなる大幅成長が見込めると見通しを示した。