ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月24日_記事番号:T00075194
経済部統計処が23日発表した2017年の小売業売上高は前年比1.2%増の4兆1,451億台湾元(約15兆6,000億円)、飲食業売上高は2.9%増の4,523億元で、共に過去最高を更新した。卸売業は5%増の10兆202億元で、過去7年で最大の伸びだった。24日付工商時報などが報じた。
統計処の王淑娟副処長は、小売業売上高について、中国人観光客の減少を受け、昨年上半期は前年割れとなったものの、下半期は景気回復による内需拡大で増加に転じたと指摘した。
王副処長は今年の見通しについて、世界景気の回復、公務員の給与引き上げ、税制改革などにより個人消費が喚起されると予想した。上場・店頭公開企業の昨年第1~3四半期の純利益が前年同期比18%増加したため、春節ボーナス(年終奨金)や株式配当も期待できると述べた。ただ、春節(旧正月)が昨年は1月だったため、今年1月の小売業売上高は前年同月比3%減少、飲食業売上高は5%減少すると予測した。
昨年12月の小売業売上高は前月比2.1%増、前年同月比3.5%増の3,798億元だった。飲食業売上高は前月比14.2%増、前年同月比5.7%増の403億元。卸売業は前月比0.8%増、前年同月比3.5%増の8,868億元だった。
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