ニュース 政治 作成日:2018年1月24日_記事番号:T00075197
バチカン(ローマ法王庁)はこのほど中国に代表団を派遣し、司教2人のポストを中国側が任命した人物に譲ることを打診したもようだ。中央社電がカトリック系メディアのアジアニュースを引用して伝えた。
中国は宗教を管理下に置くため、バチカンの承認なしに聖職者を任命している。このため、バチカンと中国は1951年に外交関係を断絶して以降、対立を続けてきた。
中国はバチカンが任命した司教を認めず、退位を求めているが、バチカンは任命済みの司教2人を中国側が任命した司教に交代させることで、中国との関係改善を図ろうとした格好だ。
台湾はバチカンと外交関係を維持してきたが、バチカンと中国が司教任命問題で歩み寄れば、国交正常化に向けた動きが加速するとみられ神経を尖らせている。
台湾外交部は23日、「バチカンと中国大陸の対話と接触状況は把握しており、情勢を随時分析し、推移を緊密に見守っている」とコメントした。
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