ニュース その他製造 作成日:2018年1月24日_記事番号:T00075199
経済部統計処が23日発表した2017年の工業生産指数は前年比2.9%上昇の109.63ポイント、工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は前年比3.74%上昇の111.42ポイントで、共に過去最高だった。製造業生産指数の伸びは、過去3年で最大だった。24日付工商時報などが報じた。
製造業生産指数のうち、機械設備業は前年比11.94%上昇、電子部品業は5.7%上昇、ベースメタル業は2.13%上昇、化学材料業は1.98%上昇、自動車と部品業は1.14%上昇した。電子部品業のうち半導体業は9.64%上昇、液晶パネルと部品業は10.02%上昇した。
パソコン・電子製品・光学製品業は3.76%下落した。経済部統計処の王淑娟副処長は、スマートフォンなどモバイル端末は海外との競争が激しく、生産量が減少したためと説明した。
昨年12月の工業生産指数は前月比0.49%上昇、前年同月比1.2%上昇の113.42ポイントで、8カ月連続で前年を上回った。製造業生産指数は前月比0.03%上昇、前年同月比0.93%上昇の114.94ポイントで、20カ月連続で前年を上回った。このうち、機械設備業は自動化生産設備などの需要増で、前年同月比7.47%上昇した。電子部品業は0.9%の上昇にとどまった。
第1四半期の指数について王副処長は、IMF(国際通貨基金)による今年の世界経済の成長率が3.9%で昨年を上回るとの見通しや、蔡英文政権が進める大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」による内需刺激から、上昇が続くとの見方を示した。
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