ニュース 電子 作成日:2018年1月25日_記事番号:T00075209
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の林百里(バリー・ラム)董事長は24日、春節(旧正月)前の忘年会(尾牙)で、クラウド製品に続き、ウエアラブル(装着型)端末も昨年出荷台数が世界首位になったと話した。クアンタは設立30周年を迎え、今後も新分野を開拓すると表明した。25日付工商時報などが報じた。
クアンタは昨年、従来は独占していたアップルのノートPC「MacBook(マックブック)」受注の6割以上を鴻海精密工業に奪われたものの、ノートPC出荷台数は買い替え需要の貢献で前年比5%増加した。サーバー出荷台数も10%以上増加した。また、受託生産しているアップルの腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch Series 3(アップルウオッチシリーズ3)」販売が好調で、クアンタの昨年連結売上高は1兆213億台湾元(約3兆8,300億円)と、2年ぶりに1兆元を突破した。梁次震副董事長は、今年の売上高は昨年を上回ると期待感を示した。
春節ボーナス(年終奨金)支給総額は4,300万~4,400万元と、前年比1割増加した。従業員数は17年年初の5,400人から6,000人まで増加しており、尾牙のテーブル数は前年の490卓から540卓まで増えた。
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