ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高雄・愛河湾のボート埠頭、11月に運営開始へ


ニュース 運輸 作成日:2018年1月25日_記事番号:T00075215

高雄・愛河湾のボート埠頭、11月に運営開始へ

 港湾運営会社、台湾港務公司(TIPC)の呉宏謀董事長は24日、高雄市と共同で進める同市・愛河湾におけるプレジャーボート用埠頭(ふとう)の開発およびボートクラブの建設計画について、3月に着工、11月にはボート係留スペース176カ所の貸し出しを開始するとの見通しを示した。25日付工商時報が報じた。

 呉董事長は、高雄港のコンテナ取扱量は昨年、1,000万TEU(20フィートコンテナ換算)を維持したものの、前年比成長率はわずかにとどまったと説明。その上で、世界的に港湾の競争が激化する中、米国や英国、アジアの港湾では既に事業のシフトチェンジ、多元化が進んでおり、高雄港も例外ではないと語った。

 その一貫として台湾港務ではウォーターフロント観光事業に取り組んでおり、愛河湾のボート用埠頭開発計画は、埠頭など海上設備を同社が建設し、高雄市文化局は海洋文化・流行音楽センターの6施設のうち2カ所をボートクラブおよび休憩、訓練施設として提供する。