ニュース 政治 作成日:2018年1月25日_記事番号:T00075220
米国の国務省領事局および通商代表部(USTR)の公式サイトから中華民国国旗「青天白日満地紅旗」の画像が削除されていたことがこのほど明らかとなった。国務省は昨年にも同省サイト内の台湾紹介ページから国旗を削除しており、一連の措置について台湾の外交部は24日、「理解することも受け入れることもできない。失望した」と表明した上で、中国に対し「近年、国際機関における台湾の活動を圧迫しているほか、自由でオープンなはずのインターネット上でも圧力を加えており、両岸(中台)関係の発展には全くプラスにならない」と批判した。25日付蘋果日報が報じた。
中華民国国旗が削除されたUSTRサイト。昨年6月に同サイトで国旗が「発見」された際は、台湾にとって心強いニュースとして伝えられたが、報道の結果、中国からの圧力がかかったのだろうか(24日=中央社)
外交関係者によると、中国は米国に対し、1カ月に200件以上もの台湾関連の抗議を行っているとされ、今回の国旗削除もこうした抗議を受けたものとみられる。
程建人・元外交部長は、蔡英文政権の外交政策は米国や日本に傾斜し過ぎとの見方があるが、日米は最終的に自国の利益を優先し、台湾を犠牲にする恐れがあると指摘。国民党の呂玉玲立法委員も、米国の支援のみに頼るのではなく、中国側との交渉を積極的に進めるべきと提言した。
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