ニュース 電子 作成日:2018年1月25日_記事番号:T00075224
JPモルガンは23日、米アップルのスマートフォン「iPhoneX(テン)」の第1四半期の生産台数予測を、従来予測の3,000万台から2,000万台へ大幅に下方修正し、前期比50%減になると指摘。鴻海精密工業、大立光電(ラーガン・プレシジョン)など台湾サプライヤーの業績への影響を懸念した。25日付経済日報が報じた。
JPモルガンは、iPhoneXの第1四半期の生産台数減少幅はiPhone8や8プラスを上回ると指摘。iPhone全体の第1四半期生産台数は計5,500万台で、こちらも従来予測から500万台下方修正した。
JPモルガンはまた、台湾サプライチェーンでは、鴻海精密工業は減益で株価が下落圧力を受ける予想。ラーガンは激しい価格競争に直面するとの見方を示した。一方、美律実業(メリー・エレクトロニクス)は利益のうち5%しかiPhoneの影響を受けないとした他、穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)は上半期に3D(3次元)センサーが3機種に採用され下支えとなるとして、iPhoneXの販売不調の影響は比較的小さいと指摘した。
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