ニュース 電子 作成日:2018年1月25日_記事番号:T00075226
宏達国際電子(HTC)は24日、中国市場向けに開発したスタンドアロン型(一体型)VR(バーチャルリアリティー)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「Vive Focus」の出荷を開始した。25日付工商時報が報じた。
汪中国区総経理(左)は、今年VR市場は急成長すると予測した(同社リリースより)
Vive Focus販売価格は3,999人民元(約6万9,000円)。予約購入者は特典として4つのゲームを無料でプレイできる。HTCのVRコンテンツストア「Viveport M」では、Vive Focus向けに6自由度(6DoF)対応コンテンツ40件以上が入手でき、コンテンツ内容はゲーム、オーディオ・ビデオ配信、教育、ビジネスと多岐にわたる。うち約6割が無料だ。
HTCは同日、第2四半期に中国・深圳市で、世界初となるViveの旗艦店をオープンすると発表した。汪叢青・中国地区総経理は、スタンドアロン型「Vive Focus」、上位機種「Vive Pro」など製品ラインアップ充実で、個人や企業の需要に応えたいと語った。
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