ニュース 機械 作成日:2018年1月25日_記事番号:T00075227
航空機部品の加工などを手掛ける加治金属工業(本社・栃木県宇都宮市)と新潟市の航空機産業クラスター、NSCAの関係者が24日、台中市政府および市内の航空宇宙関連企業を訪問、視察した。これについて同市政府は、今後、両社・組織と台中市の関連企業との間で合弁会社設立し、ボーイングやエアバスといった大手航空機メーカーからの受注を獲得できるよう支援したいとコメントした。24日付経済日報が報じた。
加治金属の加治康正社長(左)は、日本と台湾の航空宇宙関連技術を結び付け、共同で国際受注につなげたいと語った(台中市政府リリースより)
観測によると、台中からは漢翔航空工業(AIDC)、長栄航宇精密(EGAP)、千附実業(チェンフル・インターナショナル)、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)などが提携事業に参加すると見込まれる。
林佳龍台中市長は昨年3月に訪日した際に加治金属を視察し、工業技術研究院(工研院)を含めた3者間で日台航空宇宙産業の協力に関する覚書(MOU)結んでいた。
今回、加治金属の訪問を受けた林市長は、今後、加治金属が保有する表面処理、塗装などに関する先進技術を導入した上で、台中市の加工業者の生産能力増強を促し、協力して大手航空機メーカーからの受注が獲得できるようにしたいと語った。
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