ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月26日_記事番号:T00075236
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の百貨店大手、遠東そごうは今後3~5年で中台の店舗数を拡大する計画だ。中国では上海、重慶などで出店用地を探しており、台湾では5~6カ所の用地について交渉中で、全て8万~9万坪の大規模用地とみられる。26日付経済日報が報じた。
遠東そごうは現在、台湾に7店、中国に6店を持つ。中台事業の2017年売上高は542億台湾元(約2,000億円)で、このうち台湾事業は456億元と前年比1%増加、純利益は4億元だった。中国は重慶、上海、大連の3店舗が黒字だったが、中国事業全体では赤字だった。今年は中台事業の売上高で1%増の550億元、中国事業の黒字化を目指す。
遠東そごうの黄晴雯董事長は、ここ数年は事業規模縮小などで経費削減を進めてきたと説明。今年は新たな収益モデルを模索するため、店舗拡大のほかにハイテク技術の導入、VIP顧客の強化も進めると表明した。
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