ニュース 金融 作成日:2018年1月26日_記事番号:T00075239
台湾元の対米ドル相場は25日、3営業日連続で上昇し、終値で1米ドル=29.069元を付け、2013年1月19日以来の高値水準となった。これを受け、銀行では米ドルへの両替に訪れる客が大幅に増えている。米ドル建て金融商品に対する問い合わせも激増している。26日付経済日報が伝えた。
銀行関係者は「資産管理担当への問い合わせ電話が相次ぎ、普段より4~5割多い。多くの市民がインターネットバンキングや外貨ATM(現金自動預け払い機)で両替に走っており、ネットバンキングでの取引量も明らかに増えた」と話した。窓口では「普段は昼の休憩時間にも客はまばらだが、順番待ちの人が前日よりも倍増した」の声が聞かれた。
26日の台湾元相場は、前日の終値に比べ0.079元の米ドル高台湾元安となる29.148元で寄り付き、台湾元の急激な上昇はひとまず一服した。
トランプ米大統領が25日、米CNBCテレビのインタビューで、「最終的には強いドルを望んでいる」と述べ、「ドル安容認」を否定する姿勢を示していた。
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