ニュース その他分野 作成日:2018年1月26日_記事番号:T00075242
台湾経済研究院(台経院、TIER)は25日、台湾の2018年の域内総生産(GDP)成長率予測値を2.34%へと、17年11月の予測から0.04ポイント上方修正した。18年GDP成長率の上方修正は、台湾の予測機関で初めて。26日付中国時報などが報じた。
台経院景気預測中心の孫明徳主任は、上方修正はわずかでも楽観視を表明したことが重要だと述べた。
最近の急激な台湾元高について孫主任は、多くの輸出企業の想定を超えているほか、保険会社の為替差損が拡大しており、台湾企業の利益を圧迫すると予測した。ただ、輸入コスト減少が商品価格に反映されれば、消費が刺激されると指摘。株式市場の好調、政府や民間企業の賃上げもあり、18年の個人消費は2.12%増加すると予測した。
台経院の呉孟道所長は、春節(旧正月、18年は2月16日)が近づき企業の台湾元需要が増えることからも、元高は当面続くと述べた。
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