ニュース 電子 作成日:2018年1月26日_記事番号:T00075248
金仁宝集団傘下の新金宝集団(ニューキンポグループ)は今年、フィリピンで工場を新設するほか、サービスロボットの出荷拡大に注力する計画で、年間売上高で前年比17%増の1,400億台湾元(約5,300億円)を目指す。26日付工商時報が報じた。
泰金宝科技の鄒総経理(右1)は、タイの無人工場の稼働率は85~90%の高水準を維持していると話した(25日=中央社)
フィリピンでは既存工場4基がフル稼働となっており、今年は2基、来年は1基新設する計画だ。
このほか、グループ傘下のタイ法人、泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス・タイランド)の鄒孔訓総経理は25日、今年は工場2基を無人化すると表明した。同社は既存工場7基のうち2基が既に無人化を実現しているため、年内に無人工場が過半を占める見通しだ。
新金宝集団の沈軾栄総経理は、昨年下半期に発売したサービスロボット「阿宝」は既に銀行、病院、ホテルなどで採用されていると明らかにした。台湾、東南アジア、中国で販売しており、今年は300台の出荷を見込んでいるという。
また、今年は同社初となる業務用3D(3次元)プリンターを2~3機種発売する予定で、3Dプリンターの年間出荷目標10万台を達成できる見込みだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722