ニュース 電子 作成日:2018年1月29日_記事番号:T00075257
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は26日、▽タブレット端末▽スマートフォン▽ウエアラブル(装着型)端末▽モノのインターネット(IoT)関連製品──などの非PC事業について、今年の出荷台数は5,100万台へと前年比27.5%増加するとの予測を示した。非PC事業の売上高構成比は35%へと前年比4ポイント上昇する見通しだ。27日付経済日報が報じた。
陳総経理(右)は、ノートPCの大幅成長は困難だが、遅かれ早かれ首位の座を取り戻すと述べた(26日=中央社)
コンパルの陳瑞聡総経理は、タブレット端末は2大顧客向けを中心に今年も出荷が拡大すると予想を示した。華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)を指すとみられる。また、既存のアンドロイドOS(基本ソフト)搭載の腕時計型ウエアラブル(装着型)端末に加え、今年は米国の大口顧客にもスマートウオッチの出荷を開始するため、ウエアラブル端末は大幅な出荷拡大が期待できるとした。
一方、▽ノートPC▽オールインワン(モニター一体型、AIO)PC▽サーバー──などのPC事業の昨年の出荷台数は4,000万台で、今年は前年比6%増が目標だ。今年はデスクトップPCに参入しており、来年の出荷台数は150万~200万台に達する見通しだ。
コンパルは中国PC大手、聯想集団(レノボ)との合弁会社、聯宝(合肥)電子科技(LCFC)の持ち株売却手続きを完了しており、第2四半期に売却益を計上する予定だ。
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