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インベンテック、士林にAIセンター設置へ


ニュース 電子 作成日:2018年1月29日_記事番号:T00075258

インベンテック、士林にAIセンター設置へ

 電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)の卓桐華董事長は26日、今年は台北市の士林工場に人工知能(AI)センター、中国の天津工場にインダストリー4.0(第4次産業革命)センター、傘下の英華達(インベンテック・アプライアンシズ、新北市)に第5世代(5G)移動通信拠点を設置すると表明した。27日付経済日報が報じた。

/date/2018/01/29/01Inventeck_2.jpg卓董事長は、今年はデータセンター用サーバーとスマートデバイスが成長のけん引役とみている(26日=中央社)

 AIセンターには業界の大物を招聘(しょうへい)し、当初は約10人のチームを設立する。卓董事長は、同社は既にAI用サーバーを手掛けているが、AIはインダストリー4.0など多くの分野で必要と説明した。

 天津工場はここ数年、インダストリー4.0関連のソフトウエアを提供してきた。英華達はスマートデバイスの生産が中心だ。

 卓董事長は、データセンター市場は今年2桁成長が期待できると述べた。また、AIとモノのインターネット(IoT)を組み合わせた「AIoT」の流れを受け、より多様なスマートデバイスが開発されると予想した。