ニュース
電子
作成日：2008年5月19日_記事番号：T00007526
精英の陳明村総経理が辞任、大同の経営掌握進む
精英電脳（ＥＣＳ）は16日、陳明村総経理の辞任、および林郭文艶董事長（大同執行副総経理）が暫定的に総経理を兼任することを発表した。市場では大同による精英の経営権掌握がさらに進んだと受け止められている。17日付経済日報が報じた。
大同は精英に対する持ち株比率25.6％で、最大株主だ。董事11席のうち５席を獲得し、２位株主の宝成集団を抑えて多数派を形成している。
大同の林郭文艶氏が董事長に就任した後は企業体質の改善が進み、昨年の売上高は前年比44％増の835億4,500万台湾元（約2,850億円）、純利益は８億5,500万元を計上した。今年第１四半期の連結売上高は192億2,500万元、純利益は１億6,500万元だった。
