ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新竹県に道教・レジャー施設、第1期が竣工


ニュース 建設 作成日:2018年1月29日_記事番号:T00075264

新竹県に道教・レジャー施設、第1期が竣工

 大手デベロッパー、台湾土地開発(台開、TLDC)が新竹県新埔鎮で開発を進める、道教の理念に基づく宗教・レジャー施設「雲夢山丘」のうち、王禅老祖(鬼谷子)を祭る「雲水観」やクジャク園「百雀園」、足湯施設など第1期計画部分が28日に竣工(しゅんこう)した。雲夢山丘は2月23日~3月4日、一時的に一般に有料開放する予定だ。29日付経済日報が報じた。

 雲夢山丘は、台開が日本の隈研吾氏やデンマークのビャルケ・インゲルス氏などと協力して総面積28ヘクタールの用地に開発を進めており、計画に8年、準備作業に5年をかけ、2009年に着工した。

 「雲水観」は同施設で初めて完成した建築物で、イエローシーダー(アラスカヒノキ)と日本から輸入した銅瓦を中国の伝統的な工法で組み合わせ、くぎやペンキを一切使用せずに建設した。また敷地内東側に設置された農園は漢方薬の原料となる植物やハーブ類、1,100種類のツバキなどが植えられた。

 第2期、第3期では大型の廟(びょう)や講堂、観光農場、レストランなどを開発する計画で21年に全ての工事を終え、正式にオープンする予定だ。