ニュース 金融 作成日:2018年1月29日_記事番号:T00075265
台湾の銀行6行は台湾元の需要が高まる春節(旧正月、2018年は2月16日)を前に、個人、法人を対象にした高金利の台湾元普通、定期預金プランを提供している。27日付工商時報が報じた。
永豊銀行(バンク・シノパック)は法人を対象に、銀行窓口で5,000万台湾元(約1億9,000万円)預金する場合は年利0.13%、3億元預金する場合は年利0.37%がつく普通預金プランを提供している。台湾元普通預金の店頭表示金利は通常0.01%だ。
台新国際商業銀行(台新銀行)は個人を対象に、銀行窓口で10万元預金するか、インターネットバンキングで1万元預金すれば金利1.68%がつく1年物の定期預金プランを提供している。
銀行関係者は、春節前は企業による春節ボーナス(年終奨金)の支給や個人の消費で台湾元の需要が高まるため、銀行は台湾元が不足しないよう金利の高い台湾元預金プランを打ち出していると指摘した。
台湾元高の進行を受け、銀行では台湾元を米ドルに両替し、米ドル建ての預金を行う人が増えている。台湾元の対米ドル相場は29日正午、1米ドル=29.147元と前週末の終値に比べ0.046元安となっている。
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