ニュース 金融 作成日:2018年1月29日_記事番号:T00075266
オンラインゲーム大手、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)は26日、株式交換を通じて、電子部品販売の全達国際傘下の電子決済大手、藍新科技(Newebテクノロジーズ)の株式59.45%を取得すると発表した。藍新科技はソフトワールド、全達それぞれの電子決済事業を統合する。4月末の手続き完了を予定する。27日付工商時報などが報じた。
台湾で電子決済業者の統合が行われる初のケースだ(同社リリースより)
株式交換の結果、全達は藍新科技に20.6%出資する第2株主に転じる。
藍新科技はソフトワールド傘下の智付宝(ペイ・ツー・ゴー・テクノロジー)、智通数位科技(スマートパス・デジタル・テク)、全達傘下の藍新金流の完全親会社になる。また、全達傘下の台湾電子支付(ezPay)への出資比率は藍新科技76.42%、全達23.58%となる。
ソフトワールドの鍾興博財務長は、同社は多くのゲーム会員を抱えており、決済事業ではオンライン決済が中心と説明。インターネット通販利用者向けのオフライン決済を提供する藍新科技を買収することで、相互補完効果が期待できるとした。
鍾財務長はさらに、藍新科技の提携店舗は3万店を超えると説明。藍新科技の昨年の決済規模は145億台湾元(約540億円)、智付宝は125億元だったため、今年は両社合わせて300億元を上回る見通しで、3年以内に500億元まで拡大したいと述べた。
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