ニュース 農林水産 作成日:2018年1月29日_記事番号:T00075273
業界2位の鶏卵流通業者、萇記泰安がカビが生えたり、虫がわいたりした鶏卵を回収後、菓子メーカーの乖乖に転売していたことが検察の調べで分かった。27日付蘋果日報が伝えた。
カビが発生した鶏卵(26日=中央社)
問題の鶏卵は乖乖が主力商品のエッグロール「孔雀捲心餅」の製造に使用した可能性が浮上している。乖乖は「問題の鶏卵は使用していない」としているが、小売店では念のため乖乖の商品を撤去する動きが出ている。
萇記泰安は昨年12月末、消費期限切れで回収した鶏卵を新しい鶏卵に混ぜて再出荷していたことが判明し、経営者の李春明容疑者(56)が保釈金300万台湾元(約1,100万円)で保釈されたばかり。
検察は今月24日、萇記泰安を再捜索するとともに、経営者の保釈金を200万元増額した。
萇記泰安は過去7年にわたり、消費期限が切れた鶏卵を新しい鶏卵に混ぜたり、卵液の原料にしたり、さらには消費期限を改ざんしたりして、量販店などに出荷していたとされる。
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