ニュース 電子 作成日:2018年1月30日_記事番号:T00075284
市場調査会社IHSマークイットは、第10世代以上の液晶パネル工場が、世界全体のパネル生産能力(出荷面積換算)に占める割合は、2017年の4%から20年に26%へと大幅に拡大すると予測した。17~20年の生産能力の年平均成長率(CAGR)は59%に上る予測だ。30日付工商時報が報じた。
第10世代以上の新工場が相次いで稼働し、業界全体の生産能力が急速に拡大する見通しとなっている。中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の第10.5世代工場は今年第1四半期、深圳市華星光電技術(CSOT)は来年第1四半期、韓国のLGディスプレイ(LGD)は来年第3四半期の量産開始を予定している。一方、鴻海科技集団(フォックスコン)の工場は稼働が20年にずれ込む見通しだ。
第10.5世代工場は主に65インチ以上の大型パネルを生産するとみられる。IHSは65インチのパネル価格は今後、毎年5%ずつ下落し、22年に出荷量が現在の3.5倍に当たる4,000万枚に達すると予測した。
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