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次期iPhone液晶版機種、ペガトロンが6割受注か


ニュース 電子 作成日:2018年1月30日_記事番号:T00075285

次期iPhone液晶版機種、ペガトロンが6割受注か

 アップルの動向観測に定評のある凱基証券(KGI)の郭明錤アナリストは、アップルが今年下半期に発売するとみられるスマートフォンiPhoneの次期機種シリーズは、6.1インチの液晶パネル搭載モデルが主力となり、その6割を和碩聯合科技(ペガトロン)が受注すると予測した。iPhoneの大型パネル版モデルで、ペガトロンが鴻海精密工業に代わって主力サプライヤーとなるのは初めてのケースとなる。30日付経済日報が報じた。

 郭アナリストによると、次世代iPhoneの液晶モデルはペガトロンの他に、鴻海が3割、緯創資通(ウィストロン)が1割を受注するとみられる。同モデルの販売価格は700~800米ドルと次世代iPhoneシリーズ3機種のうち最も低価格で、販売比率が50%を超える主力製品となりそうだ。出荷開始は8月中旬~9月が予想される。

 郭アナリストは、その他の2機種は有機EL(OLED)パネル搭載で、価格は6.5インチモデルが1,200~1,350米ドル、5.8インチモデルが1,000米ドル以上になると予測した。

 一方、電子時報系のデジタイムズ・リサーチは、アップルは有機ELパネルを搭載したiPhoneX(テン)の販売不振を受け、次世代iPhoneは有機ELモデルを1機種のみにとどめ、他2機種は液晶パネルを採用するとの予測を示した。