ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年1月30日_記事番号:T00075288
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は29日、2月の台湾域内市場向けの熱延、冷延、溶融亜鉛めっきコイルなど、全ての鉄鋼製品の価格引き上げを発表した。30日付工商時報が報じた。
値上げ幅は、▽熱延、1トン当たり550台湾元(約2,050円)▽冷延、450元▽溶融亜鉛めっき、450元──など。
同社はまた、3月に輸出価格も引き上げる。値上げ幅は1トン当たり20米ドル以上で、熱延は3%以上となる。
中鴻鋼鉄の韓義忠董事長は、現在、原料となるスラブの国際価格が高騰しており、手に入りにくい状態だと説明。ロシアやブラジルがスラブを欧州市場に優先的に供給しているため、特にアジア市場で需給が逼迫(ひっぱく)していると述べた。
なお中鴻鋼鉄の親会社、CSCの12月税引き前利益は前月比22%増、前年同月比183.54%増の33億9,400万元と、昨年の単月最高を記録した。2017年通年では前年比7%増の234億300万元で、予測を上回った。
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