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南亜電路板、新iPhone向け基板で認証取得


ニュース 電子 作成日:2008年5月19日_記事番号:T00007529

南亜電路板、新iPhone向け基板で認証取得

 
 米アップルの第3世代(3G)携帯電話端末版iPhoneが6月に台湾で発売されるのを前に台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜電路板はこのほど、iPhone向けのプリント基板の認証を取得した。同業の華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)も認証を申請しており、認められる見通しだ。両社は特定顧客に関することはコメントできないとして、確認を避けている。17日付蘋果日報が伝えた。

 このほか、当初アップル向けの出荷が見込まれた欣興(ユニマイクロン)は、ノキアによる競業制限条項や高密度配線(HDI)プリント基板の生産開始時期などの影響で、発注先には含まれなかった。楠梓電子(WUS)は認証申請をまだ行っていない。

 3G版iPhoneは来月、欧米で同時発売される。生産スケジュールからみて、一般的には5月中旬には部品の納入が始まるが、台湾メーカーは優先供給業者ではないため、出荷開始時期が6月末から7月初めにずれ込む見通しだ。業績への反映は7~9月期以降になるとみられる。