ニュース 商業・サービス 作成日:2018年1月30日_記事番号:T00075293
コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンの無人店舗「X-STORE」が29日、同チェーンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の本社ビル(台北市信義区)1階で従業員向けにテスト営業を開始した。一般向けオープン時期は未定だ。30日付工商時報が報じた。
「X-STORE」には顔認証、商品識別、電子タグ、モノのインターネット(IoT)システム、自動会計用POS(販売時点情報管理)システムといった技術が導入されている。利用には事前にセブン-イレブンの「オープンポイント会員」となる必要があり、入り口で顔認証を済ませれば入店可能となる。
店内の冷蔵庫や陳列棚では電子タグで商品名や価格が表示される。支払いの際、客は購入する商品をカウンターの上に置けばPOSシステムが自動的に商品リストをディスプレイに表示し、客はこれを確認後に電子マネー「icash」で代金を支払うことになる。
なおセブン-イレブンでは無人店のほかにも人件費の削減などを目的にハイテク店舗の開設を計画しており、IoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、無線ICタグ(RFID)といった技術を活用すれば店員の労働時間が1店舗当たり年間858時間短縮できると予測している。
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