ニュース 金融 作成日:2018年1月30日_記事番号:T00075295
市場観測によると、金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の生命保険会社、台湾人寿保険と中国の廈門建発集団(C&D)の折半出資による合弁会社、君龍人寿(福建省アモイ市)は事業拡大のため、中国の電子商取引(EC)大手、京東集団からの出資受け入れ交渉を1年余り進めており、うまくいけば年内に交渉が妥結するとみられる。台湾人寿は29日、市場のうわさにコメントとしないと表明した。30日付経済日報が報じた。
君龍人寿は2008年設立。京東集団の出資が決まれば、京東集団にとって初の保険業参入となる。
中国では、台湾系保険会社と中国EC大手との提携が相次いでいる。阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)傘下の金融サービス会社、螞蟻金融服務集団(アント・フィナンシャル・サービシーズ・グループ)は15年、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の中国損保子会社、国泰財産保険の株式60%を取得した。富邦金融控股は昨年、福建省の子会社、富邦財産保険が騰訊控股(テンセント・ホールディングス)と深圳に合弁会社を設立すると発表していた。
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