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作成日：2008年5月19日_記事番号：T00007530
ＴＳＭＣ、半導体売上高で世界５位に
市場調査機関のＩＣインサイトによると、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の第１四半期の売上高は27億7,100万米ドルで、半導体メーカーとして初の世界５位となった。売上高の前年同月比成長率は、ランク20位までの半導体メーカーの中で首位だった。17日付工商時報が報じた。
第１四半期はメモリ価格の大幅下落により、独キマンダがランキングで19位から29位へと大幅に後退。売上高の前年同月比成長率は52％のマイナスを記録した。韓ハイニックスもＤＲＡＭ価格の暴落を受けて売上高が35％減少し、ランキングで７位から９位に後退。
一方、ファウンドリーとＩＣ設計は好調だった。ＴＳＭＣは、米クアルコムや米エヌビディアの設計メーカーの好業績の恩恵を受けた。
17日付蘋果日報が証券会社の予測として報じたところによると、ＴＳＭＣはこの第２四半期、65ナノメートル製造プロセス以下の製品が売上高に占める割合が20％以上に達し、粗利益率は43.47％の水準を維持する見通しとなっている。
