ニュース 電子 作成日:2018年1月31日_記事番号:T00075306
31日付経済日報が韓国メディア「ザ・ベル」の報道を基に伝えたところによると、韓国のサムスン電子はこのほど、中国の仮想通貨ビットコイン採掘(マイニング)装置メーカーと契約を結び、同装置専用ASIC(特定用途向けIC)の生産を開始したもようだ。これによりサムスンはファウンドリー事業で新たな収益源を獲得するとともに、同分野でも台湾積体電路製造(TSMC)と商機を争うことになる。
報道によると、サムスンはロシアの採掘業者「バイカル」とも契約を結び、サンプルがテストを終え、今月量産すると伝えられている。
サムスンのビットコイン採掘用チップ市場参入についてTSMCは、競争相手についてはコメントしないが、自社の技術は競合をリードしており、顧客のビットコイン採掘用ASICに対する需要を十分に満たすことができると強調した。
なおTSMCやサムスンの相次ぐ参入から、仮想通貨が今後さらに普及する可能性がうかがえる。ASICのほかビデオカードなどの需要も高まり、創意電子(グローバル・ユニチップ、GUC)、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)といった関連業者も恩恵を受ける見通しだ。
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