ニュース 電子 作成日:2018年1月31日_記事番号:T00075308
日本経済新聞によると、鴻海精密工業傘下のシャープは、赤字が続いている東芝のパソコン事業の買収を検討しており、両社間で実務者レベルの協議に入ったという。鴻海はきょう31日に臨時株主総会の開催を予定しており、東芝PC事業の買収報道についてどのような説明がなされるのか注目される。31日付経済日報が報じた。
臨時株主総会での鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長(中)(31日=中央社)
今回の臨時株主総会のメーンテーマは、昨年末に決定した、子会社の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)の上海A株市場上場についてだが、東芝PC事業の買収についても株主から質問される可能性がある。
証券会社は、シャープが東芝PC事業を買収すれば、鴻海が全量を受託生産すると予想。東芝のノートPCを受注している英業達(インベンテック)、緯創資通(ウィストロン)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、広達電脳(クアンタ・コンピューター)などが影響を受けるとみている。特にインベンテックは東芝製品の売上比率が高いため、影響が比較的大きいとみられる。
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