ニュース 電子 作成日:2018年1月31日_記事番号:T00075309
中国における2017年通年のスマートフォン出荷台数は、市場調査会社、カナリスの統計によると4億5,900万台で前年比4%減、中国信息通信研究院(CATCT)の統計では4億6,100万台で11.6%減と、初めてのマイナス成長を記録した。世界最大市場の縮小に、台湾メーカーの間で警戒感が高まっている。31日付経済日報が報じた。
中国スマホ市場で今年第1四半期も在庫調整が続いており、IC設計大手、聯発科技(メディアテック)のスマホ用チップの出荷量および売上高は前期比20%前後の減少となると証券会社は予測している。また中国のスマホブランドを主力顧客とする台湾のパネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)も出荷に影響が出る可能性が高いとみられる。
世界のスマホ成熟市場でも今年は販売が低迷するとの見方が業界の大勢を占めており、新興市場が全体の販売成長を支えるとみられている。
なお市場調査会社、ガートナーは今年の世界全体の携帯電話(フィーチャーフォンとスマートフォン)出荷台数について前年比2.6%増の19億300万台と予測。うち87%をスマホが占め、成長率は6.2%となる見通しだ。
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