ニュース 運輸 作成日:2018年1月31日_記事番号:T00075319
台湾海峡の中間線のすぐ西側を通る航空路「M503」をめぐる中台間の対立で、中国側の廈門航空、中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ)が申請していた春節(旧正月)期間の臨時便176便が不許可となったことについて、中国側が反発している。31日付聯合報が伝えた。
今年は多くの台湾企業(台商)関係者が金門島の小三通ルートを利用して台湾に帰省するとみられ、金門島の水頭港フェリーターミナルは大混雑が予想されている(30日=中央社)
中国航空運輸協会は「台湾側は問題をすり替えて、対立を他人のせいにしており、受け入れ難い」とする声明を発表。
新華社は「M503は2015年3月に使用を開始しており、新ルートではない。その位置と設計は国際民間航空機関(ICAO)の規定も満たし、認可を受けている」とする国際航空運送協会(IATA)の担当者の話を報じた。
一方、台湾の賀陳旦交通部長は記者会見で「交渉の扉は閉じていない」と述べた。しかし、林国顕・交通部民用航空局長は、2社の定期便についても運航を認めない可能性があるかと問われたのに対し、「対岸(中国)の善意と尊重の度合いを見極める」とした。
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