ニュース 電子 作成日:2018年2月1日_記事番号:T00075334
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は31日、台湾、日本、米国、中国といった各国・地域の主要拠点に産業向けIoT(モノのインターネット)と人工知能(AI)の応用に関する研究部門を設け、既にグループ内に設置している産業向けIoTを活用したロボット研究部門と連携して産業用ロボットの品質向上を目指すと表明。数年内にスマート型ロボットの導入台数を現在の6万台から20万台に増やすと語った。1日付工商時報が報じた。
郭董事長は、8Kで生産工程のビックデータを収集すれば、精度が上がり、品質や効率が30%以上向上すると話した(31日=中央社)
郭董事長はIoTの応用について、スマートマニュファクチャリング(スマート製造)向け、健康向け、情報セキュリティー向けを重視し、まずスマート製造向けに取り組むと強調した。
なお鴻海は同日に開催した臨時株主総会で産業向けIoT事業を手掛ける子会社の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)の上海A株市場上場の申請を決議した。これについて郭董事長は、ビッグデータ分析、AI、ロボットの活用を基礎とする産業向けIoTの導入を加速させるための重要な指標となると説明した。
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